これが理念
暮らす人、関わる人、一人ひとりが地域の担い手として誇りを持ち、心豊かに生きられる上海府を作る。
今の上海府に必要なものは地域への誇りだと思います。
年配の方でさえ「若者が暮らす場所ではない」と言っている人が多いように感じます。そのような人に育てられたとすれば、若者は一刻も早く上海府を出ていきたいと思うかも知れません。
田舎から見た都市はお洒落で、華やかで、その中に足を踏み入れたら人生を輝かせる為のものが全て詰まっているように見えます。
反対に田舎はどうでしょうか?都市からみた田舎は、ダサくて、暗くて、スタバも無ければコンビニもありません。都会から見ればまったく取るに足らないものです。
では、田舎は人間にとって意味の無いものなのでしょうか?
田舎には汚れた空気と水を浄化する自然豊かな森があります。
命の元となる恵みを与える大地があります。
荒々しくも優しい海があります。
長い伝統とそれを一途に受け継いできた人達がいます。
人間が生きて行く為に本当に必要なものはコンビニでしょうか?オシャレなお店でしょうか?
都市を否定するつもりはありません。我々も都会に行けばきらびやかで洗練された町並みに胸を踊らせます。
ただ、私たち人間が自然から生まれた以上、自然は常に心と体に宿り、還る場所もまた自然の中であるはずです。
ここに暮らす人々は都市の人たちが知らない事を知り、生活の一部として取り入れてきました。
都市にない魅力がこの地域にはあります。それを住民皆が自覚し、住んでいる事を誇れるような地域になったら、上海府地区は良い方向へ進んで行けるのではないでしょうか。
今の私達の活動に、他人の人生を左右するほどの力はありません。それでも、自分が自分らしく生きられる場所であることの証明はできるのではないかと思っています。
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オレモオメモについて
令和元年に発足した、新潟県村上市の上海府地区を盛り上げる為に有志で結成し ...
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