8月5〜6日、旧上海府小学校の活用を視野に入れたプロジェクト、1夜限りの廃校キャンプ場を開設しました。
村上商工会議所青年部さんと実施した一昨年の開催に続き、昨年もオレモオメモと上海府町づくり推進委員会さん共催で予定していたのですが、直前の水害により中止とした経緯があり、今年は何としても晴れてもらいたいと願っていました。
願いが通じ過ぎて連日の晴天と猛暑。当日も熱中症警戒アラートが出るような天候です。気温が上がって大気が不安定になった時には午後からのゲリラ豪雨にも注意が必要です。
5日午前中にサイトの区割り、シャワー、流しの準備をして開場の13時を迎えました。
13時前後にはゲストの皆さんが到着し、各々がタープやテントを貼ってサイトを整えていきます。波音をBGMにゆったりと流れる時間。ちょっと暑すぎるけど、なんて良い時間だろう。
当初、本部は校舎南側の庭に設置してキャンプする予定でしたが、前日のキャンセルが1件出たため、せっかくなので海側に設置する事にしました。
汗だくになりながらペグを打ち、タープとテントを張っていきます。実は我々も、こうして校舎裏でキャンプをするのは初めての経験。
校舎裏は南と東が校舎、北が松林、西が海となっていて、プライベート感抜群です。国道や集落からそれほど離れていませんが、人目は全く気になりません。
沈みゆく夕日を眺めながらBBQをし、時にゲストとお話をしながら楽しく夜は更けていきました。テントの中で寝転んで見た星空の輝きは一生の思い出となることでしょう。
この夜は荒川の花火の音が雷のように響いていましたが、幸い雷雨が襲うこともありませんでした。花火が終わると静かに夜が更けていきます。
翌日も良く晴れた朝となりました。東側に校舎があるサイトでは朝日の影になってしまい普通なら残念なのですが、今日はそれが心地良いくらい。
チェックアウトの10時までにゲストの皆さんをお見送りし、撤収とします。
キャンプイベントを行い、また実際にキャンプをしてみて、ロケーションの良さが間違いない事を確信しました。この施設をほったらかしておくのが本当にもったいないと感じます。行政の方で直接何かをする事が出来ないにしても、もっと気軽に民間に貸し出す仕組みを整えて欲しいと切に願います。
また、活用のための良いアイディア・コネクション・権力?をお持ちの方がおりましたら、ぜひお力添えをお願い致します。