上海府の交通

国道345号線とJR羽越本線が縦断。路線バスが通り駅が二つあるものの、田舎暮らしでは自動車での移動が基本となっている。

南北を国道345号とJR羽越本線が縦断している。集落は国道に沿って直線上に並んでいるだけなので位置関係は覚えやすい。

自動車では村上の市街地から南端の岩ヶ崎まで約4kmで6分、北端の馬下まで行くと約15km18分と、ひとくくりにも言えない長さがある。

JRの駅は間島駅と越後早川駅があり、どちらも無人駅。「この間、無料で乗れるじゃん！」と簡単に考えそうだが、そんな駅で乗り降りする珍しい人間を車掌さんはチェックしているのできちんと払おう。

村上の市街地とを結ぶ公共交通には路線バスもあり、各集落ごとにバス停があるのでバスの利用客が多いようだ。どちらも学生や車を持たない高齢者に利用されるが、本数はバスが平日のみ１日２本、電車は普通列車が数時間に１本あるだけで利便性は悪く、乗車率は極めて低い。

真面目な話をすると今後、高齢者の単身、または夫婦だけで車を運転できない世帯が増えることは避けようのない近未来であり、日常の足がどれだけ確保出来るのか不安が残る。

駅は間島駅と越後早川駅。数時間に１本の電車あり。
各集落にバス停がある。平日のみ上下それぞれ２本、休日は運行しない。

上海府を縦断するJR羽越本線と国道345号線（奥の海沿い道路）