例年6月の第一日曜日に開催されている上海府地区を上げての大運動会。上海府小学校グラウンド(跡)を会場に、8集落ごとの集落対抗戦で優勝を争う。
平成14年より上海府小学校・保育園との合同開催となり、高齢化が進む地区の中でジジババも元気な子どもたちの競技や応援に触れて元気をもらっていた。
平成29年に保育園が閉園、31年に小学校が閉校すると子どもたちの競技は無くなり、集落競技がメインのさみしい運動会となった。令和2年以降、新型コロナ感染症の影響で中断していたが、高齢化により一度降ろしてしまった腰を上げる気力も無く、その後も再開すること無く廃止が決定した。
下記のような特徴的な競技があった。
ブイ転がし
さすがは元船員のまち上海府。陸に上がっても船員魂は忘れない。
海で使う浮きのブイを棒で転がしながらリレーする。棒を持つ位置があーだこーだで良い年のおっさんからクレームが出たりするほど熱くなる競技。やってみるとなかなか難しい。
パワー:
スピード:
テクニック:
イルカ送りリレー
集落ごとに1チーム10数人が一列になる。列最後尾の選手がイルカを持ってコースを周り、再び最前列に付いてイルカを後ろに送っていく競技。
もともとは大玉送りだったが、小柄な人間には難易度が高いとクレームが出たようでイルカに変更。
パワー:
スピード:
テクニック:
異種目対抗リレー
ザルでテニスボールを引っ張る、ラケットでテニスボールを運ぶ、ラグビーボールでドリブル、大玉を持って走る、尻で風船を割る、などの様々な競技を組み合わせたリレー。
メンバーと競技の相性が勝敗を分ける。尻で風船を割る役は見た目で決められる事が多い。
パワー:
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テクニック:
ニュー上海府音頭
競技ではないが、運動会の最後に全員参加で行われる踊り。
以前は村上市民音頭だったのが、いつしか謎のニュー上海府音頭へ変更。8割の人間は踊れない。
パワー:
スピード:
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