雨降りが多かった7月から一転して猛暑が続く2020年夏。
海に飛び込みたい気持ちを抑えて今回は岩ヶ崎でのクリーン作戦を実施しました。
岩ヶ崎は上海府地区の南端、三面川の河口すぐの場所に位置します。
江戸時代、海が時化ると三面川の河口を目指して避難してくる北前船が、たどり着けずに岩ヶ崎沖で沈む事が良くあったそうです。もしかしたら、今でもお宝を積んだ沈没船が眠っているかもしれません。

集合の目印はメンバーの手作り
集合場所は岩ヶ崎海水浴場跡。海水浴場なんて、ついこの間までやっていたような気もしますが若者に海水浴場跡といっても場所が伝わらず、時の流れを感じてしまいました。
海水浴場跡の平場はJRのトンネル掘削工事で出た掘削土を利用して作られたようで、平地の少ない岩ヶ崎では貴重な広場となりました。

海水浴場跡の平地
オープニングは今までの反省を踏まえ、今回バージョンアップを行いました。不慣れな部分も多々ありますが、ちょっとでも参加しやすい環境を作っていこうと心がけています。
オープニングを終えて国道チームと浜辺チームに分かれてゴミ拾いを開始…ところが、拾い初めて10分と立たないうちに雨が降り始めました。
実は、前もってスマホで雨雲の様子を見てみると、ちょうど実施時間にその部分だけ雨雲が通過するというミラクルな展開が予想されていました。この雨はまさに予報通り。
雨雲の中央部は30分程度で通り過ぎることも分かっていたので、しばらく避難していると小降りになりゴミ拾いを再開。便利な世の中になりました。
国道沿いは缶、ペットボトル、お菓子の袋が多く捨てられていました。マスクが落ちているのも世相を反映しています。

国道脇の歩道のゴミ拾い

空き缶・ペットボトル・中にはマスクも
海の岩場の方にはなぜが漁業用と思われるロープが多く打ち上げられていました。大人3人で運んだ注連縄のようなロープもありました。三面川の河口ということで、他の地区とは違った物が流れ着くのでしょうか。
北側の砂浜の海岸では、発泡スチロールやペットボトルなどの容器を回収しました。

なぜかロープが多い
今回も地区内外から多くの方に参加していただきました。ありがとうございました!