2020年の11月に4人の大学生が野潟のAGハウスに泊まり、交流し、その中で感じたことをまとめてくれた小冊子『上海府暮らし』が2021年の2月に完成しました。

4人の大学生が作った冊子が完成!
内容は…
- オレモオメモにインタビュー
- AGハウスレポート
- 上海府の食
- 上海府での二日間を振り返って【座談会】
- 上海府の面白いもの紹介
となっています。
1の「オレモオメモにインタビュー」では、オレモオメモがどのようなグループで、何を思いどのような活動を行っているのか、インタビューの中で感じたことを書いてくれました。
2の「AGハウスレポート」では、AGハウスの名前の由来や、実際に泊まってみた感想などを掲載。
3の「上海府の食」は、二日目のお昼に作って食べた郷土料理である大海や、手作りうどんについて材料なども掲載。
4の「上海府での二日間を振り返って【座談会】」では、4人の若者が感じた生の声が書かれています。普段学生たち自身が住んでいる場所とのギャップなどが垣間見られる興味深い内容です。
5の「上海府の面白いもの紹介」は色モノ企画ですが、若者ならではの観点が新鮮に感じられます。
当初この小冊子は、回覧+各集落に数部ずつ配布程度の予定でしたが、学生たちが感じたことと、我々の活動を上海府の全世帯に対しても知ってもらいたいという欲が出てきたため、上海府のすべての家に配布することとしました。
配布のために準備する中で空き家をチェックしていくと、その数の多さに唖然としながらも地図を作っていきました。

空き家を黄色でチェックすると、その多さにショック
配布には作成に携わってくれた学生自身の手も借りました。
配布日とした4月18日はあいにくの暴風雨。しかし新型コロナ感染症で先が見通せいない状況もあったので頑張って決行しました。電車も遅れる強い風の中での冊子配りとなりました。
当日参加してくれた3人の学生が一人ずつ加わった3チームに分かれ、区長さんへの一括配布とした2集落を除く6集落への配布を行いました。

強風の中、ポスティング
上海府に住んでいても、自分の地区を以外では大通りから一歩中に踏み入れるとそこは見たことのない路地。一人分の幅しかない道を進み、玄関先のポストを見つける事も新しい経験でした。学生から見ればもっと新鮮な景色だったに違いありません。
心配していた雨もそれほど強くならずに無事に配布を終えることができ、ほっとしています。

ポストがある場所も家それぞれ
協力してくれた学生の皆さん、配布を快く承諾してくださった区長さん、ありがとうございました。
地区外の方でご覧になりたい方は、上海府連絡所・喫茶芳心さんなどにもありますので、見かけたら手にとってみてください。
おまけ
空き家を区別してマークしておいたのに、同じ色で塗りつぶしてしまったチーム…